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Javascript講座 基礎編

第6章: ループ処理

解説動画

ループ処理

ループ処理とは、繰り返し同じことをする処理を言います。 ループ処理は、while文とfor文を使います。


while文の使い方

以下のプログラムを実行してみよう。

var count = 1

while(count < 10) {
    console.log(count)
    count++
}

以下のように条件式がtrueの場合は、繰り返し処理をします。

while(/*条件式*/){
  /*ループする処理*/
}

※条件式がずっとtrueになる場合は、無限ループになりPCがクラッシュする原因になるので気を付けましょう。


for文の使い方

以下のプログラムを実行してみよう。

for(var i=0; i<10; i++) {
    console.log(i)
}

処理の内容は先ほどのwhile文と同じで、表記の仕方が違うだけです。

for文は以下のように記述します。

for(/*初期処理*/; /*条件式*/ ;/*繰り返し処理*/){
  /*ループする処理*/
}

難しい場合は、以下のように覚えてしまっても大丈夫です。

for(var i=最初の値 ; i<最後の値 ; i++){
    console.log(i)
}

演習

①1から10までの数値を出力しなさい。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

②0から10までの数値を出力しなさい。

0
1
2
3
4
5
6
8
9
10

③10から0までの数値を出力しなさい。

10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0


continueとbreak

繰り返し処理をする時、ある特定の条件だけスキップすることができます。

break

例えば、以下のプログラムを実行しましょう。

for(var i=0; i<10; i++) {
    if(i == 5)
       break; 
    console.log(i)
}

実行結果を見てみましょう。

0
1
2
3
4

iが5の時強制的に繰り返し処理をストップします。

continue

例えば、以下のプログラムを実行しましょう。

for(var i=0; i<10; i++) {
    if(i == 5)
       cotinue; 
    console.log(i)

実行結果を見てみましょう。

0
1
2
3
4
6
7
8
9

iが5の時だけ、スキップされていることがわかります。

このように、breakcontinueはif文と合わせて使うと、イレギュラーな処理をすることができます。


演習

① 0から30の値を出力しなさい。※ただし、奇数のみ出力する(偶数の値はスキップする)。

② ①のプログラムを強制的に21まで出力したら止めるようにしてください。(21は出力する)


実践問題

世界のナベアツになろう! 以下のプログラムを作成しなさい。

① 0から30までの数値を数える

② 3の倍数の時、「ほげ」と出力する

③ 5の倍数の時、「ふにゃ」と出力する

④ 3の倍数かつ5の倍数の時、「ほげふにゃ」と出力する