ループ処理とは、繰り返し同じことをする処理を言います。 ループ処理は、while文とfor文を使います。
以下のプログラムを実行してみよう。
var count = 1
while(count < 10) {
console.log(count)
count++
}
以下のように条件式がtrueの場合は、繰り返し処理をします。
while(/*条件式*/){
/*ループする処理*/
}
※条件式がずっとtrueになる場合は、無限ループになりPCがクラッシュする原因になるので気を付けましょう。
以下のプログラムを実行してみよう。
for(var i=0; i<10; i++) {
console.log(i)
}
処理の内容は先ほどのwhile文と同じで、表記の仕方が違うだけです。
for文は以下のように記述します。
for(/*初期処理*/; /*条件式*/ ;/*繰り返し処理*/){
/*ループする処理*/
}
難しい場合は、以下のように覚えてしまっても大丈夫です。
for(var i=最初の値 ; i<最後の値 ; i++){
console.log(i)
}
①1から10までの数値を出力しなさい。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
②0から10までの数値を出力しなさい。
0
1
2
3
4
5
6
8
9
10
③10から0までの数値を出力しなさい。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
繰り返し処理をする時、ある特定の条件だけスキップすることができます。
例えば、以下のプログラムを実行しましょう。
for(var i=0; i<10; i++) {
if(i == 5)
break;
console.log(i)
}
実行結果を見てみましょう。
0
1
2
3
4
iが5の時強制的に繰り返し処理をストップします。
例えば、以下のプログラムを実行しましょう。
for(var i=0; i<10; i++) {
if(i == 5)
cotinue;
console.log(i)
実行結果を見てみましょう。
0
1
2
3
4
6
7
8
9
iが5の時だけ、スキップされていることがわかります。
このように、breakやcontinueはif文と合わせて使うと、イレギュラーな処理をすることができます。
① 0から30の値を出力しなさい。※ただし、奇数のみ出力する(偶数の値はスキップする)。
② ①のプログラムを強制的に21まで出力したら止めるようにしてください。(21は出力する)
世界のナベアツになろう! 以下のプログラムを作成しなさい。
① 0から30までの数値を数える
② 3の倍数の時、「ほげ」と出力する
③ 5の倍数の時、「ふにゃ」と出力する
④ 3の倍数かつ5の倍数の時、「ほげふにゃ」と出力する